駆除のあとにまた音がしても、それだけで前の作業が悪かったとも、全部やり直しとも決まらない。
自分で手を加える前に、音の記録をとって、前回の書類を探す。業者に頼んで保証期間中なら、まず施工した会社に連絡すればいい。
「また来た」と感じても、本当に入られたとは限らない。この記事では、考えられる5つの場合と、見分けてもらうための記録のとり方を表で渡す。
静かになって何か月か、夜中にまた天井の上で足音がする。「また払うのか」「頼んだ会社に何と言えばいいのか」と、目がさえちまう人もいるだろう。

まもる君前にお願いした業者さんに「また出ました」って言うの、なんだか言いにくいです…



言いにくいことはない。電話で伝える一言も、このあと用意してある。
俺はこのブログで案内役をやってる親方だ。施工した会社を悪く言うつもりはないし、保証期間中の人に別の会社は勧めない。自分で済む家には、そう伝える。
今の状況 → 最初に連絡する相手
自分に近いケースを1つ見ればOKです。
賃貸住宅
保証が切れた人や、これから頼む人は、4社の相談の条件と対応地域を、先にこの表で見られる。
住まいの害獣被害が気になる方へ
今の不安に合う相談先を、
落ち着いて選べます。
「早く見てほしい」「費用が心配」「再発を防ぎたい」。気になることから、各社の対応内容を確認してください。
※掲載順はランキングではありません

できるだけ早く状況を見てもらいたい
被害が広がる前に、まず訪問できる時間を確認したい方へ。


誰が家を施工するのかまで確認して選びたい
関東を中心に、調査から施工まで直接相談したい方へ。


見積もり後の費用や再発が心配
料金条件と侵入口対策を一緒に確認したい方へ。
並びは順位ではない。保証や再発の欄は約束ではないので、このあとの確かめ方と合わせて読んでくれ。
駆除したのにまた音がしたら、最初にやるのは記録と書類。自分で手を加えない


この記事で「再発」と呼ぶのは、駆除の作業のあとに、また動物が入ったと思える状態のことだ。
「駆除」と書くときは、追い出しと、入口をふさぐ工事、掃除や消毒をひっくるめている。
音の記録と、前回の書類のそろえ方


業者に電話する前でも、自分でふさぐ前でも、先にこの2つをやっておくと話が早い。
再発したら、まずこの2つ
相談前に「今」と「前回」をそろえる
今夜のうちに全部そろわなくていい。そろったら、冒頭の表の連絡先に、今週のうちに連絡するくらいの気持ちで十分だ。
「また来た」と感じても、自分ではやらないこと


焦ったときほど、手を出したくなる。次の5つは、自分ではやらないでくれ。
再発の原因を決めつけない。「また来た」と感じる5つの場合


「なぜまた来たのか」の答えは、家ごとに違う。ここでの5つはこの記事での整理で、どれにあたるかを決めるのは現地を見た会社だ。
5つの場合と、記録で伝える手がかり・会社に聞く一言


手がかりの列は、見分け方ではなく、会社に伝える材料だ。当てはまりそうな行の一言を、電話や調査のときに使ってくれ。
④は、保証でいう再発とは別の扱いになることもある。①〜③のどれが保証の対象になるかも、会社によって違う。
音だけでは決まらない。跡も1か所とは限らない


音だけで、動物かどうかまで決まるとは限らない。Yahoo!知恵袋に、こんな相談があった(2024年)。
天井裏のカリカリという音で業者に見てもらったが、フンなどの跡はないと言われた。暖房をつけると鳴り、音のする場所も移る、という内容だ。


回答は、跡がなければ動物の可能性は低い、という1人の見立てだった。再発と感じても、動物ではないことはある。
逆に、跡が1か所とは限らないこともある。このブログを書いてるkanzaの古民家では、2つの工事で同じことを言われたそうだ。屋根裏をロフトに直す工事と、床下の沈みを直す工事だ。
どちらも、入った大工さんに「ネズミか、イタチがいるかもしれない」と言われたという。
屋根裏では梁のかじり跡とフン、床下では梁のかじり跡が手がかりで、どちらの動物かは決まっていない。
だから頼むときは、見立てた動物と、ふさぐ場所の一覧と写真を書面で残してもらうといい。
屋根裏や床下に入るのは、踏み抜きやケガのおそれがあるので、大工さんや業者に任せてくれ。
自分で追い出した・ふさいだのに、また来たとき


自分でやっても業者に頼んでも、再発することはある。自分を責めなくていい。
もう一度自分でやる範囲と、業者に切り替える目安


次の表の左に収まるなら、もう一度自分で続けていい。右に1つでも当てはまるなら、業者か役場の窓口に切り替える目安だ。
自分で続ける範囲
地上から安全にできることだけ
業者・自治体窓口へ
どれか1つでも当てはまれば目安
「安全に手が届く予防」を超えたら、無理に自分で続けない。
家のまわりで寄せつけない工夫は、自治体も呼びかけている。東京都荒川区の投稿だ。
ふさぐのは、中に動物がいないと分かっているときだけだ。相模原市も、建物の中にいないことを確かめてから侵入口をふさぐよう案内している。
捕まえることを考えるなら、先に住んでいる市区町村に確かめてくれ。
表の左だけで片づくなら、業者に頼む必要はない。賃貸なら、どちらにしても先に管理会社か大家さんへ連絡してくれ。
業者に相談するなら、自分でしたことをそのまま伝える


表の右に当てはまって業者に頼むなら、自分でしたことは隠さずに伝えてくれ。どこをふさいだかは、次に見る人の手がかりになる。
電話では「自分でふさいだ場所があります。そこも含めて見ていただけますか」と言えばいい。
自分でふさいだ材料を外すか、それで費用が変わるかは、見積もりで聞いておこう。
業者に頼んだのに再発したとき。保証期間中かどうかで動き方が変わる


まず保証書を出して、保証がいつまでかを見てくれ。そこで動き方が分かれる。
保証期間中なら、まず施工した会社へ。見たままを伝えればいい


電話は、保証書に書かれた窓口へかける。ネットの申し込みフォームや、この記事のリンクから新しく頼むのとは別の話だ。
保証書を手元に置いて、作業した日と、音がし始めた日を伝えてくれ。あとは、記録した音の場所と様子を話せばいい。
- 「◯月に駆除をお願いした者です。前と同じあたりで、また夜に音がします」
- 「録音と写真があります。一度、見に来ていただけますか」
来てもらう前に聞いておきたいのは、保証の対象になるかと、来てもらうのに費用がかかるかの2つだ。
このブログで紹介している会社の公式ページでも、保証を使うときの出張費までは書かれていなかった。
答えは、あとで書面でももらえるか頼んでおくといい。保証を使う順番と、3社の公式ページの保証の書き方は、保証の記事にまとめてある。


保証が切れた・保証がないときは、相談先を自分で選んでいい


施工した会社でも、別の会社でも、どちらも正しい選び方だ。話が早い点が、それぞれ違う。
相談先で変わるのは「確認すること」
迷うなら、両方に見積もりを頼んでもかまわない。保証を付けなかった前回の自分を責めることもない。
2社に頼むときのそろえ方と、断りの連絡の入れ方は、見積もりの記事で話している。


施工した会社ともめた・連絡がつかないときは188へ


対象外と言われて納得できないときは、理由と、保証書のどの項目にあたるかを、書面で示してもらおう。
保証の料金を払ったのに来てもらえない、連絡がつかない、再発の対応の請求でもめている。こうしたときの相談先が、消費生活センター(消費者ホットライン188)だ。
契約を取り消せるかどうかは、頼んだときのいきさつで変わる。



言われたことは、日付と一緒にメモしておきましょうね。
188にかける前に知っておくこと
188は全国共通の番号だ。音声の案内に沿って郵便番号を入れると、住んでいる地域の窓口につながる。
土日祝に地元の窓口が開いていないときは、国民生活センターが受け付ける(一部の地域や年末年始などは除く)。
電話代はかかり、つながる前に通話料の案内が流れる。IP電話など、一部の電話からはかけられない。
窓口を自分で探すなら、国民生活センター「全国の消費生活センター等」のページが使える。
再発しにくくするには、頼む前に「ふさぐ場所」と「再発したときの扱い」を書面で


作業の範囲をそろえても、再発しないとは言い切れない。だから確かめるのは、再発しにくくするための作業の中身と、再発したときの扱いの2つだ。
確かめる5つと、頼むときに聞く一言


確かめることは次の5つだ。「なぜ確かめるか」の列は、自治体の案内などで確かめられた範囲で書いた。
ふさぐ前にここだけ確認
見積もりでは「何をするか」まで聞いておく
ふさぐ場所
→ 「入口は何か所?どこをふさぐ?」
掃除・消毒
→ 「どの範囲までしますか?」
追い出し確認
→ 「退出をどう確認しますか?」
子どもの有無
→ 「中に残るおそれは?」
家の工事予定
→ 「工事前に連絡した方がいい?」
掃除や消毒、断熱材の行が見積書にあるかの見方は、屋根裏の料金の記事で話している。


見積もりの場で使う一言


見積もりの場で使う一言にも、再発のときならではのものがある。
見る → 残す → 即決しない
署名を求められたら、その紙が見積書か、申込書や契約書かを確かめてくれ。
国民生活センターは、害虫・害獣駆除のトラブルへの注意で、渡される書面にサービスの中身が書かれていない場合がある、と挙げている。
比べる時間をくれない業者とは契約しない、という助言もしている。



一度また来ちゃったから、今度は言われるままに全部お願いした方がいいですか…



慌てなくていい。全部かどうかは、2社の見積もりを並べてから決めればいい。
作業のあとに、自分でできること


- ふさいだ場所を、地上から見える範囲で写真に残す
- 屋根や外壁の工事、リフォームの前に、施工した会社へ知らせる
- 保証書・見積書・写真を、一か所にまとめておく
- 自力の表にある、寄せつけない工夫を続ける
もう一度頼む人、これから頼む人は、次のチェック表も使える。被害の様子と住んでいる地域を選ぶと、見積もりで聞くことと、相談先の候補が出る。
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被害と地域に合わせて、相談先の候補と確認点を整理します。
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※診断では害獣の種類・費用・訪問可否は確定できません。契約前に調査条件・見積書・保証内容をご確認ください。
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再発・もう一度頼むときの困りごと別に、見積もりを頼む先


ここからは、保証が切れた・保証がない人、自分で対処した人、これから頼む人に向けた話だ。3社の違いと、住所から頼める会社を数える早見表は、比較の記事にある。


作業から、再発したときの対応まで同じ会社に見てほしい


害獣セーフガードは、受付から作業まで自社で行う会社だ。保証の期間は、最大10年までの中から選ぶ形になっている。
保証の年数の選び方と口コミの読み方は、次の記事にまとめてある。


ボタンから公式ページに進み、電話かフォームで問い合わせる。調査と見積もりのあと、納得できたら作業という流れだ。
電話では「前に駆除をしたのに、また音がしています。見積もりだけお願いできますか」と伝えればいい。
来てもらえるのは東京・神奈川と、東海・関西・北陸の一部で、埼玉・千葉は入っていない。
府県の中でも外れる市区町村があるので、住所はリンク先の一覧で確かめてくれ。ボタンの「無料」は、出張費と見積もりのことだ。
害獣セーフガード|無料相談・見積りで被害状況を確認


-
見積り後に判断できる 施工内容と料金を確認してから依頼を検討。
-
費用は現地調査後に確認 被害範囲や侵入口などで料金が変わります。
-
再発保証も確認 害獣セーフガードは最大10年保証を案内。
※保証内容・保証期間は、施工内容や現場状況などによって異なる場合があります。
前回は一部だけ・自分でふさいだ。入口をまとめて見てほしい


アズサポートは、部分的な施工だと保証を付けられない場合がある、とよくある質問で答えている会社だ。
前回一部だけふさいだ家や、自分でふさいだ家なら、どこまで頼むと保証が付くかを見積もりで聞ける。
費用は分かりやすい。保証は条件を確認
保証プランなら再施工は無料
ただし「どこまで保証されるか」は契約前に確認
プランごとの料金の分かれ方と口コミの読み方は、この記事で見られる。


流れは、無料の現地調査、調査の報告と見積書、契約、施工の順だ。電話では「前に一部だけふさいだ家です。
どこまで頼むと保証が付くか、見積もりで教えてください」と伝えるといい。
頼める地域は40都道府県で、北海道・青森・岩手・秋田・鳥取・島根・沖縄の7道県は一覧にない。同じ県でも外れる所があるから、住所はリンク先で見てくれ。
アズサポート|無料見積り・原則追加料金なしで条件を確認


-
見積り後に判断できる 内容に納得した場合のみ申し込み。まずは見積りだけでも無料です。
-
原則、見積り後の追加料金なし 万一追加料金が必要な場合も、事前説明と納得後に対応します。
-
害獣対策は最長10年保証 保証期間は施工内容などによって異なるため、見積り時に確認できます。
依頼
※害獣対策は最長10年保証ですが、施工内容や部分施工などによって保証が付かない場合があります。
※追加料金が必要となる場合は、事前説明・了承後の対応となります。
入口をふさぐ工事と、金額が増える条件を先に知りたい


害獣プロガードは、入口の穴や隙間を見つけてふさぐところまで、自社のスタッフで行う会社だ。
分かること・確認したいこと
全部を同じ扱いにせず、3段階で見ると分かりやすいです。
明記
明記
明記
注記
確認
確認
「再発対応の期間」と「出張費・断る場合の費用」
「期間内は無償」の中身と口コミの出どころは、こちらで話している。


対応エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・三重と、関西の6府県だ。住所が入るかは、害獣プロガードの公式ページで確かめてくれ。
前にほかの会社で駆除した関東の戸建て。紹介を受けて相談したい


害獣退治の駆除太郎は、駆除の専門業者を紹介するサービスだ。ほかの会社で施工したあとに再発した場合も相談してほしい、とよくある質問で答えている。
ここだけ先に確認
「使えるか」「無料か」「確認が必要か」を先に整理
対象建物
戸建てのみ
集合住宅は対象外
無料の範囲
見積もりまで無料
断っても費用なし
契約する相手
紹介会社と直接契約
来る会社は事前に不明
再発したとき
保証内容は要確認
定期点検の案内はあり
追加料金
FAQでは「なし」
見積もり後について案内あり
支払い
施工のあと
納得後に契約
ここは契約前に確認
追加料金は「見積もり後は発生しない」とFAQにありますが、利用規約では掲載内容と実際の条件が異なる場合があるとされています。
利用の流れ
見積もり
契約
支払い
運営:株式会社uloie / 専門業者を紹介するサービス
保証や追加料金の条件は、来た会社の見積書と保証書で確かめることになる。
電話では「前に別の会社で駆除した家です。来てくださる会社の名前と、保証書を出す会社を教えてください」と聞いておくといい。
対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬の7都県で、住所が入るかは問い合わせで確かめられる。条件は害獣退治の駆除太郎の公式ページで見てくれ。
手元に見積もりがある・どの会社も対象外のとき


手元に1社の見積もりがあるなら、まず見積もりの場の一言をその会社に聞いてみてくれ。
エリアの合う別の会社に同じ条件で頼めばいい。手元の会社を悪く見る必要もない。
どの会社も対象外の地域なら、地元の業者も含めて2社以上に頼み、同じ一言で並べればいい。
害獣駆除の再発で、よくある質問


本文には入れなかった、細かい疑問をまとめておく。
- 夜しか音がしません。昼に来てもらっても分かりますか?
-
昼でも、フンや足あと、入口の跡から見当をつける場合がある。夜の音は、録音を聞いてもらえばいい。
- 毎年、同じ季節になると音がします。これも再発ですか?
-
動物によっては、季節で動き方が変わると言われる。毎年同じ時期なら、その時期を先に伝えておくと、見る場所をしぼってもらいやすい。
- 近所でも同じ動物が出ています。自分の家だけ対策しても、また来ますか?
-
まわりに動物がいれば、また近づいてくることはある。地域で困っているなら、市区町村の窓口に相談できる場合もある。
- また入られて天井が汚れました。掃除や修理も頼めますか?
-
掃除と消毒は、駆除の会社に頼める場合がある。天井板や断熱材の張り替えは、別の工事として扱われることもある。保証でどこまで見てもらえるかは、保証書と施工した会社で確かめてくれ。
まとめ|再発は「記録→連絡先→書面」の順で動けばいい


最後は、今の状況に近い行を1つ選んでくれ。今日はそれだけで十分だ。
今の状況別に、今日やること


今の状況 → 今日やること
全部読む必要はありません。自分に近い1枚だけ確認すればOKです。
もう一度頼むと決めたら、見積もりをもらうところまででいい


電話で頼むのは、家を見てもらい、見積書をもらうところまでだ。今日決めなくていい。
自分で済むなら、業者に頼まなくていい。無理なところだけ、プロに頼めばいいんだ。
※親方・まもる・あかりは、このブログの案内役のキャラクターです。記事の内容は、運営者のkanzaが4社の公式サイトや公的機関の情報などを確認して書いています。

